「成長と再会」誓い合う 磯村勇斗と稲葉友

仲良くポーズをとる磯村勇斗(左)と稲葉友=東京都内

 人気少女漫画を原作に、土屋太鳳、北村匠海ら旬の若手俳優が勢ぞろいして注目を集めた映画「春待つ僕ら」のブルーレイ&DVDが5月10日発売。ヒロインを取り巻くバスケ部のメンバーを演じた磯村勇斗と稲葉友が「同世代の素晴らしい仲間たちと、特別な関係を築くことができた」と、撮影を振り返った。

 内気なヒロイン美月を演じたのは、若手トップ女優の土屋。共演前は「何でもできる超人だと思っていた」という稲葉だが、現場で一緒に過ごすうちに「その裏にとんでもない努力があると知り、ますます尊敬の念が強まった」と話す。

 美月に思いを寄せる永久役の北村は「テクニックに頼らず、現場で感じたものをストレートに出せる役者」と磯村。メインキャスト6人の中では最年少ということもあり「かわいくて仕方なかった」と目を細める。

 クライマックスとなる試合の場面では、年齢もバスケの経験もさまざまな俳優たちが気持ちを一つに臨んだことで「本当に部活のような空気が作れた」と稲葉。磯村は「(試合の場面で一緒に流れる)美月の作文の内容にも、じっくり耳を傾けてほしい」と話した。

 共演を通じ、互いに今後も刺激を受け続けるライバルと認め合った2人。「ここからもっと成長して、また別の作品で再会したい」と、それぞれに飛躍を誓った。


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