月内に米の深海捜索開始、青森沖 墜落のF35、機体発見へ

 岩屋毅防衛相は23日の記者会見で、航空自衛隊三沢基地(青森県三沢市)の最新鋭ステルス戦闘機F35Aの墜落事故について、米側が派遣する深海捜索船「ファン・ゴッホ」による機体捜索が今月中に始まることを明らかにした。柴山昌彦文部科学相も会見で、日本の海洋研究開発機構の海底広域研究船が捜索に加わると発表した。

 岩屋氏は捜索に関し「一刻も早い機体の発見に努めたい」と強調。柴山氏は「捜索に全力で取り組んでほしい」と述べた。捜索に協力する研究船は「かいめい」で、海底資源の調査などを主な目的。防衛省から19日に依頼があり、文科省が22日に協力すると回答した。


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