志賀草津道路19日開通へ 白根山の活動、警戒レベルは維持

志賀草津道路=2018年4月、群馬県草津町

 群馬県は18日、草津白根山の白根山の火山活動に伴う志賀草津道路(国道292号)の一部区間(約8・5キロ)の通行止めを解除し、毎年恒例の冬季閉鎖を終える19日午前10時に、全線開通すると発表した。同道路は長野県と群馬県草津町を結ぶ観光ルート。

 気象庁は白根山の噴火警戒レベル2(火口周辺規制)を維持しており、火口から半径1キロの範囲で、大きな噴石に警戒するよう呼び掛けを続ける。同道路の一部は半径1キロの範囲内に含まれる。群馬県は、火山活動が比較的静穏なことや、17日に避難訓練を実施して安全対策を確認できたことを開通の理由に挙げた。


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