歴史的建造物の防火対策の徹底へ パリ寺院火災で文化庁通知

  • LINEで送る

 文化庁は17日、フランス・パリのノートルダム寺院(大聖堂)の大火災を受け、文化財として保護している歴史的建造物の防火対策を徹底するよう都道府県に通知した。都道府県が所有者らに防火対策を呼び掛ける。

 宮田亮平長官名の通知は「文化財は火災などで滅失毀損すれば、再び回復することが不可能な国民の財産」と強調し、改めて対策強化を訴えた。

 通知では、国宝や重要文化財の防火対策で、近く緊急調査を実施することも伝えた。警備態勢や消火設備などの報告を求める見通しで、歴史的建造物のほか美術工芸品を所蔵する博物館なども対象。国宝の建造物は289棟、重要文化財は4744棟ある。