東京パラまで500日で記念行事 池崎選手「皆と一緒につくる」

2020年東京パラリンピック開幕まで500日となり、イベントで記念写真に納まる(左から)バドミントンの里見紗李奈選手、トライアスロンの木村潤平選手ら。右端は車いすラグビーの池崎大輔選手=13日午後、東京都江東区

 障害者と健常者が多様性を認め合う契機になると期待される東京パラリンピックの開幕まで500日となった13日、競技会場が集中する臨海部で記念行事が行われ、金メダルを狙う車いすラグビーの池崎大輔選手は「自分たちだけの力ではメダルは取れない。皆と一緒にパラリンピックをつくり上げたい」と、今夏に入場券販売が始まる大会の観戦を呼び掛けた。

 1964年以来2度目の東京大会は22競技に約4400人が参加し、史上最大規模となる。大会組織委員会は「全競技会場の満席」を目標とするが、2月に東京都が発表した世論調査結果は「会場で直接観戦したい」との回答が16・2%にとどまった。


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