元教諭が生徒の母親に傷害容疑 北九州「マイスター教員」

 昨年12月、生徒の母親を殴るなどしてけがを負わせたとして、福岡県警小倉南署が傷害の疑いで、北九州市立中の教諭だった30代の男性を書類送検していたことが11日、署への取材で分かった。書類送検は今年3月。元教諭は、優れた指導力などが条件となる市の「マイスター教員」に選ばれていた。

 捜査関係者によると、元教諭は当時、生徒の母親と交際していた。勤務していた市立中で、この生徒を指導する立場だったことがあるという。

 市教育委員会によると、模範となる授業を実践している教諭をマイスターと認定。元教諭は今年1月「一身上の都合」を理由に退職した。


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