マウスも窮地の仲間助ける 川崎医療福祉大が実験

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 マウスが、閉じ込められた仲間を救うような行動を取ることを、川崎医療福祉大(岡山県倉敷市)の上野浩司講師(神経科学)らのチームが実験で示し、9日付の英科学誌電子版に発表した。

 同様の行動はマウスよりも大きいラットでは報告されているがマウスでは初めて。マウスが共感や社会性をつかさどる脳のメカニズムの研究に利用できる可能性があることが今回分かり、発達障害など精神神経疾患の予防や治療法の開発に役立つという。

 チームは長さ約11センチの筒にマウスを入れ、紙でふたをして閉じ込めた。別のマウス1匹を実験スペースに放つと、ふたをかじって破り、仲間を解放した。