建築家の青木淳さんが新館長に 京都市美術館

青木淳さん

 改修工事を進めている京都市美術館は9日、東京都内で記者会見を開き、新館長に建築家の青木淳さんが1日付で就任したと発表した。任期は2年。建築家が美術館の館長となるのは珍しい。

 会見で青木さんは「ハードとソフトが一体になった美術館ができることに貢献できれば」と話した。

 青木さんは1956年横浜市生まれ。青森市の青森県立美術館や、広島県の三次市民ホールなどを設計したほか、今回の改修工事の設計も建築家の西沢徹夫さんと共に手掛けている。

 会見では、京都市美術館が来年3月21日にリニューアルオープンすることも併せて発表された。


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