2019年4月2日 00:31 | 無料公開
京都市の漢字ミュージアムで、新元号「令和」の漢字が書かれた紙を貼る職員=1日午後
皇室ゆかりの京都市にある「漢検 漢字博物館・図書館」(漢字ミュージアム、東山区)では1日、元号の展示に「令和」の漢字が加わり、来館者が熱心に写真を撮っていた。
家族旅行で愛媛県伊予市から来た高校1年二宮結愛さん(15)は「響きはきれいでさわやかな印象。今は少し違和感があるけど、なじんでくると思う」と話した。
世界遺産の仁和寺(右京区)では、5月の法要を知らせるため掲げられた「駒札」の空欄だった元号の部分に、寺の職員大石哲玄さん(32)が令和を書き入れた。「心を無にし、間違えないよう書いた。出来は、まあまあですかね」とほっとした様子だった。