相撲協会、18年度黒字は約5億 4年連続、事業収益は減

 日本相撲協会は26日、東京・両国国技館で評議員会を開いて2018年度の決算を承認し、経常収益から経常費用を差し引いた額は約5億700万円のプラスだった。4年連続の黒字となったが、昨年より約3億4400万円減った。

 暴力問題再発防止検討委員会が協会員らに行った調査費用に約2億円かかったことなどが響いた。事業収益は約5900万円の減少。昨年の西日本豪雨などの影響で、九州場所で入場券完売を意味する札止めの日数が8日間に減った。国技館の土地、建物を含めた正味財産は前年より約5億200万円増え、約377億5700万円。


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