2019年3月26日 18:55 | 無料公開
報道陣に公開された、2020年東京五輪に向けて建設中のカヌー・スラローム会場=26日午後、東京都江戸川区
東京都は26日、2020年東京五輪に向けて建設中のカヌー・スラローム会場(江戸川区)を報道陣に公開した。水流を生みだす大型ポンプや、流れを変えて渦をつくる障害ブロックが既に設置されるなど、工事の進捗率は81%。開幕まで500日を切る中、4月1日からコース内に水を張り、テストイベントを10月に実施する。
カヌー・スラローム会場の整備費は約73億円。国内初の人工コースで、全長約200メートル、高低差約4・5メートル、注水すると深さ約1・5メートルとなる。大会ではポンプを使って毎秒約12トンの水を流し込み、コース内の青色ブロックで、変則的な流れをつくり出す。