2019年3月25日 17:54 | 無料公開
兵庫県西宮市の甲子園球場で開催されている選抜高校野球大会で、岩手・盛岡大付が25日、1回戦に臨み、阿部秀俊投手(3年)は、大腿骨の頭の部分への血流が何らかの原因で途絶え、骨の壊死などが起こる「ペルテス病」を患いながらマウンドに立った。茨城・石岡一に延長十一回、3―2でサヨナラ勝ち。11回を完投し「弱い姿を見せず、甲子園でしっかりと投げ切れて良かった」と胸を張った。
小学生の時に肉離れのような痛みに襲われ、エックス線検査で病名が判明。手術を受け、4〜5年生のときは野球ができず、車いすや松葉づえでの生活を強いられた。