聖火リレー出発まで26日で1年 福島・Jヴィレッジ発121日間

福島県楢葉町、広野町のサッカー施設「Jヴィレッジ」

 2020年東京五輪の聖火リレーのスタートまで、26日であと1年。開催理念である東日本大震災からの「復興五輪」を前面に出し、出発地は東京電力福島第1原発事故の対応拠点として使われた福島県楢葉町、広野町のサッカー施設「Jヴィレッジ」に決まった。ランナーが手にするのは、素材のアルミに被災地の仮設住宅の廃材が使われ、桜の花がモチーフにされたトーチ。福島県を皮切りに121日間で全47都道府県を駆け抜ける。

 日本列島を一筆書きで、おおむね時計回りに回る。

 詳細なルートは各都道府県実行委員会の案を基に、大会組織委員会が調整しており、今夏に発表される。


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