和歌山で桜開花 近畿初、昨年より5日遅く

和歌山市の紀三井寺で開花した標本木のソメイヨシノ=25日午後

 気象庁は25日、和歌山市と鹿児島市で桜(ソメイヨシノ)が開花したと発表した。和歌山市は平年より1日早く、昨年より5日遅い。近畿地方では今シーズン初の開花となった。いずれも満開までは1週間から10日ほどかかるとみられる。

 和歌山地方気象台によると、25日午前11時すぎ、同市の紀三井寺にある標本木の花が5輪咲いているのを確認した。和歌山市での開花が近畿初となるのは、2010年から10年連続。和歌山市では21日に最高気温が20度を超えたが、23、24両日は冷え込んだ。

 鹿児島地方気象台によると、鹿児島市の桜開花は平年より1日早く、昨年より8日遅い。


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