東証、一時600円超安 世界経済減速、円高警戒

2万1000円を割り込んだ日経平均株価を示すモニター=25日午前、東京・東新橋

 週明け25日午前の東京株式市場の日経平均株価(225種)は急落し、下げ幅が一時700円を超えた。世界経済減速への警戒感から売り注文が広がり、取引時間中としては1月4日の大発会に次ぐ今年2番目の下げ幅を記録。平均株価は一時2万1千円の節目を割り込み、約1カ月ぶりの安値を付けた。前週末の欧米株安に加え、円高進行や長期金利のマイナス幅拡大が株式相場の押し下げ要因となった。

 平均株価の午前終値は前週末終値比697円07銭安の2万0930円27銭。東証株価指数(TOPIX)は44・01ポイント安の1573・10。


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