22歳の貴景勝、大関昇進へ 平成最後の優勝は白鵬、42度目

関脇貴景勝

 大相撲春場所千秋楽は24日、大阪市浪速区のエディオンアリーナ大阪で行われ、東関脇貴景勝(22)=本名佐藤貴信、兵庫県出身、千賀ノ浦部屋=が大関栃ノ心を押し出して10勝目を挙げ、場所後の大関昇進を確実とした。平成最後の本場所は東横綱白鵬(34)=本名ムンフバト・ダバジャルガル、モンゴル出身、宮城野部屋=が42度目の優勝を全勝で飾った。

 貴景勝は鋭い突き、押しを武器に、小結だった昨年九州場所は13勝2敗で初優勝。新関脇の先場所は11勝を挙げ、昇進の目安とされる3場所合計33勝を上回った。27日の番付編成会議と臨時理事会を経て「大関貴景勝」が正式に誕生する。


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