川内選手、公務員でのラストラン 地元埼玉で、4月からプロ転向

埼玉県久喜市で開かれたマラソン大会のハーフマラソンの部に参加した川内優輝選手=24日

 埼玉県庁の「公務員ランナー」として活躍し、4月からプロに転向する川内優輝選手(32)が24日、地元・同県久喜市で開かれたマラソン大会のハーフマラソンの部に参加した。全体の3番手でゴールし、アマチュアとしてのラストランを笑顔で飾った。

 同市在住で市内の県立高に勤務する川内選手。毎年家族と一緒に大会に参加し、ゲストランナーとしてコスプレ姿で走るのが恒例となっている。

 今年は黒い忍者の衣装で登場。5月に結婚予定と報じられたばかりで、沿道の市民から「おめでとう」と歓声が上がった。

 川内選手は「衣装は暑かったが、声援を受けうれしかった」と語った。


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