トランプ氏、保守派の言論は擁護 大統領令に署名

21日、米ホワイトハウスで大学の言論に関する大統領令に署名したトランプ大統領(ゲッティ=共同)

 【ワシントン共同】気に入らない報道を「フェイク(偽)ニュース」と非難するなど異例のメディア攻撃を続けるトランプ米大統領が21日、公立大学に「言論の自由」を守るよう求める大統領令に署名した。キャンパスで学生の表現の自由が抑圧されているとの不満が保守派に広がっており、支持基盤の保守層擁護をアピールする狙いだ。

 大統領令のきっかけは今年2月、カリフォルニア大バークリー校で保守系団体への参加を呼び掛けていた活動家が殴られた事件。トランプ氏は対策を講じる必要があると表明していた。21日もこの活動家に言及し「強く殴られたが、倒れなかった」とたたえた。


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