原発避難の少年、法王と対面 「福島のための祈り」要望

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バチカンでローマ法王フランシスコ(右)と対面する鴨下全生さん(中央)=20日((C)Vatican Media提供・共同)

 【ローマ共同】東京電力福島第1原発事故で東京に自主避難した福島県出身の高校1年、鴨下全生さん(16)が20日、バチカンのサンピエトロ広場でローマ法王フランシスコの一般謁見に参列し「事故後の差別や分断に苦しむ人々のため福島に来て祈ってほしい」と要望した。法王は鴨下さんの手を握り笑顔でうなずいていたという。

 法王は11月下旬に訪日する意向を示しており、被爆地の広島と長崎への訪問が見込まれているほか、ローマ法王庁が東日本大震災の被災者と法王との交流の機会をつくれないか検討しているとされる。