2019年3月21日 06:07 | 無料公開
【ニューヨーク共同】20日のニューヨーク原油先物相場は、原油在庫の減少を受けて続伸し、指標の米国産標準油種(WTI)の4月渡しが一時、1バレル=60・12ドルをつけた。60ドルを超えたのは昨年11月以来約4カ月ぶり。終値は前日比0・80ドル高の1バレル=59・83ドル。
朝方発表の米週間石油統計で原油在庫が大幅に減ったことから、需給が引き締まるとの観測が広がり、買いが膨らんだ。ドルが主要通貨に対して急落し、ドル建ての原油先物に割安感が出たことも相場を押し上げた。