サンウルブズ、SRから除外へ 20年最後、参加費折り合わず

3月2日のチーフス戦で今季初勝利を挙げ、喜ぶサンウルブズの選手たち=ハミルトン(ゲッティ=共同)

 ラグビーの世界最高峰リーグ、スーパーラグビー(SR)の日本チーム、サンウルブズが2020年シーズンを最後に除外されることが20日、関係者への取材で分かった。日本ラグビー協会側はSRの主催者から、20年シーズンで5年の参戦契約が切れた後、年間約10億円の参加費を求められ、金額の折り合いが付かなかった。22日にも正式に発表される。

 関係者によると、主催者はSRの放送権料を引き上げるため、現行の15チームから14チームに減らして全チームによる総当たり戦への移行を目指しており、サンウルブズが削減対象になった。


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