2019年3月20日 21:54 | 無料公開
20日、ウィーンで記者会見するトーンキュンストラー管弦楽団の佐渡裕・音楽監督(共同)
【ウィーン共同】オーストリアの名門トーンキュンストラー管弦楽団は20日、音楽監督を務める指揮者佐渡裕さん(57)の2022年までの契約期間を、25年まで延長すると発表した。
佐渡さんは「一回一回の演奏を大事に、点を線に線を面にして立体的なものにしていきたい」と述べ、長期的構想を立て楽団の完成度に磨きをかけていく考えを示した。21年には楽団を率いた日本ツアーも計画している。
同楽団は、ウィーンの「楽友協会」やニーダーエスタライヒ州などを拠点に活動。佐渡さんは15年に音楽監督に就任、16年に18年までの契約を22年まで延長した。