パリで写真展、福島の桜を紹介 原発事故による負の印象払拭へ

19日、パリ日本文化会館で始まった福島の桜をテーマとした写真の展覧会(共同)

 【パリ共同】福島県の自然の美しさを伝え、東京電力福島第1原発事故による負の印象を払拭して観光客増加につなげようと、福島の桜をテーマとした写真の展覧会が19日、パリ日本文化会館で始まった。28日まで。

 NHK福島放送局などが主催。東日本大震災翌年の2012年から開いている写真コンテストの入賞・入選作から選んだ15点と、コンテストの審査委員長を務める写真家大石芳野さんの作品10点を展示している。フランスによる震災後の積極的な支援に感謝の意を伝える意味合いもある。

 写真展は4月2〜11日に英ロンドンの日本大使館でも開かれる。


  • LINEで送る