大雨特別警報は最高危険度で了承 レベル5、気象庁検討会

大雨防災情報の5段階区分

 気象の専門家や自治体関係者らでつくる気象庁の検討会は19日、防災に関する各種情報を5段階にレベル分けすることについて協議し、甚大な被害が予想される際に最大限の警戒を求める「大雨特別警報」を、最も危険度が高いレベル5に位置付けることで了承した。これを受け、政府が今月末に取りまとめるガイドラインに盛り込む方針。

 レベル分けで住民に危険度を分かりやすく示し、災害発生時には命を守る最善の行動を取るよう促すのが狙い。梅雨や台風で雨が多く降る時期までに運用開始を目指す。


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