砂川事件元被告ら国賠提訴 「公正な裁判」侵害

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提訴のため東京地裁に向かう原告ら=19日午後、東京・霞が関

 東京都砂川町(現立川市)で1957年、米軍立川基地に立ち入ったデモの参加者が起訴された「砂川事件」で、最高裁で有罪が確定した元被告ら3人が19日、公平な裁判を受ける権利が侵害されたとして国に慰謝料など計30万6千円の支払いを求め、東京地裁に提訴した。当時の最高裁長官が、米側に裁判の見通しを伝えていたことが米公文書で明らかになっている。

 元被告で原告の土屋源太郎さん(84)は提訴後に都内で記者会見し「踏みにじられた人権を回復させ、国の責任をもう一度追及していきたい」と話した。