TDL労災認定の元ダンサー提訴 「パレードで膝痛になった」

 東京ディズニーランド(TDL、千葉県浦安市)でダンサーとして働いていた大川英典さん(51)が、パレードなどで膝痛になったのは安全配慮義務違反が原因だとして、運営会社「オリエンタルランド」と元上司の男性に計約1億5400万円の損害賠償を求めて千葉地裁に提訴したことが19日、分かった。昨年11月24日付。

 大川さんは1995年6月に同社と出演契約を結び、パレードやショーに出ていたが、96年4月に両膝痛を発症し、同9月に契約更新を断念。「両膝膝蓋靭帯炎」と診断され、労働基準監督署が2005年3月に過重労働と症状の因果関係を認め、労災認定した。


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