銃乱射、NZ議会も犠牲者追悼 イスラム指導者が祈り

19日、ニュージーランドの首都ウェリントンの議会で、記者団の質問に答えるアーダン首相(ゲッティ=共同)

 【クライストチャーチ共同】ニュージーランド議会が19日、南島クライストチャーチのモスク(イスラム教礼拝所)での銃乱射事件後、初めて開かれ、アーダン首相や議員らが事件の犠牲者を追悼した。

 この日の議会は、イスラム教指導者が追悼の祈りを読み上げて始まった。死者の多くはイスラム圏からの移民や難民だったが、アーダン氏は演説で「彼らはニュージーランド人だ。国家として哀悼の意を表する」と述べた。また、アラビア語で「皆さんに平穏あれ」とあいさつし、演説を終えた。


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