2019年3月19日 11:42 | 無料公開
橋が倒壊し、途方に暮れる生徒ら=18日、ジンバブエ東部(AP=共同)
【ナイロビ共同】モザンビークのニュシ大統領は18日、アフリカ南部を襲ったサイクロンで、同国で84人が死亡し、最終的に死者が千人に達する恐れがあると明らかにした。AP通信が報じた。
人口約50万人の港湾都市ベイラの被害が甚大で、赤十字関係者によると街の約9割が被害を受けたという。
ベイラには14日にサイクロンが到達した。サイクロンはその後、ジンバブエとマラウイも襲い、両国でも死者や行方不明者が出ている。
APは各国政府などの情報に基づき、モザンビーク、ジンバブエ、マラウイの3カ国で計約150万人が被災したと伝えている。