国民生活センター「アポ電」例示 HPで公表、注意を呼び掛け

 振り込め詐欺や強盗グループが、被害者の情報を事前に把握する目的でかけるアポ電(アポイントメント電話)について、国民生活センターは18日、寄せられた相談事例をホームページで公表し、注意を呼び掛けた。

 センターはアポ電の例として、消防署の職員を名乗る人物の電話を受けた女性の話を紹介。「『1人暮らしか』と聞かれ、『はい』と答えてしまった。『何の用か』と聞くと『災害時にすぐに救助できるよう確認している』と言われた」

 テレビの制作会社を名乗る人物が、70代の女性に電話をかけ「所得は500万より上ですか」と質問したケースもあった。


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