JR西、新快速に有料座席 おおさか東線は全線開業

新快速の一部に導入された有料座席「Aシート」の車窓から手を振る乗客ら=16日午前、JR新大阪駅

 JR西日本は16日、東海道線・山陽線(野洲―姫路、網干間)で新快速の一部に有料座席「Aシート」を導入した。前の座席との間隔が広く、座席にはテーブルやリクライニング機能、コンセントを完備。快適さを売りに、長距離の通勤客や訪日外国人客らの幅広いニーズを取り込む狙いがある。

 混雑する朝夕の通勤時間帯を中心に1日2往復運行。乗客は通常運賃とは別に500円を支払う仕組み。関西弁の「ええ(良い)」が命名理由の一つだという。

 JR西はまた、大阪府東部を走る「おおさか東線」(新大阪―久宝寺)を16日に全線開業した。


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