ふるさと納税で野球部応援 福岡・太宰府、春の選抜出場で

 福岡県太宰府市は15日、23日から始まる春の選抜高校野球大会に出場する筑陽学園(同市)の応援を目的としたふるさと納税の募集を始めた。集まった寄付金は部の用具購入や市が作成する懸垂幕の費用などに充てる予定で、市によると九州では初めての試み。

 募集期間は1カ月。選抜大会に向けて市を挙げて機運を高めることが目的で、返礼品はない。インターネットを通じて寄付を募り、目標額100万円を設定した。大部分は同窓会や父母会などでつくる学校の応援組織に配分される。

 筑陽学園の石原幸男教頭は「地域の方々にお世話になってきた。悔いが残らないように戦ってほしい」と話した。


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