列車にはねられ中3死亡、宮城 自殺か事故とみて調査

 14日午前9時40分ごろ、宮城県亘理町逢隈上郡のJR常磐線の踏切で、同県亘理郡内の中学3年の男子生徒(15)が、原ノ町発仙台行き普通列車(4両編成)にはねられ、死亡した。亘理署は自殺か事故とみて調べている。遺書は見つかっていない。

 生徒は最近、中学の卒業式を終えたばかりだった。

 亘理署によると、踏切には警報機があり、遮断機は下りていた。運転士は「踏切の300メートル手前で、人が立っているのに気付き、急ブレーキをかけたが間に合わなかった」と話している。踏切近くには、中学校のステッカーが貼られた生徒の自転車があった。


  • LINEで送る