2019年3月14日 17:59 | 無料公開
国民生活センターは14日、人工の歯を埋め込む「インプラント治療」に関し、手術後に痛みやしびれ、出血などの症状が現れたとの相談が2013年4月〜18年12月に409件寄せられたとして注意を呼び掛けた。
センターによると、骨粗しょう症や糖尿病などの症状がある場合、治療にリスクが伴うが疾患の有無を確認する検査もなく、いきなり治療を始めたケースも報告されている。
「体に症状が継続した」とする相談は211件、このうち1年以上続いたケースが102件、3年以上続いたケースが44件あった。相談者が治療費を明らかにした240件のうち111件は契約額が100万円以上だった。