千葉市動物公園園長に元東芝部長 56歳、442人から選出

千葉市動物公園の新園長に採用される鏑木一誠氏(千葉市提供)

 千葉市は14日、愛らしい立ち姿が人気の雄のレッサーパンダ風太を飼育する市動物公園の新園長に、元東芝部長で会社執行役員の鏑木一誠氏(56)を4月1日付で採用すると発表した。公募で選ばれ、任期は3年。

 市によると、鏑木氏は1985年に東芝入社。営業や事業企画に携わり、現在はパソコン事業会社で執行役員を務める。30〜80代の442人が応募し、書類選考や面接の結果、鏑木氏の新規事業の立ち上げ経験やマネジメント能力を評価した。

 熊谷俊人市長は14日の定例記者会見で「民間経験を生かし、より多くの人が来て、愛される動物公園にしてほしい」と期待を込めた。


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