夕張支線、廃止前に増便 名残惜しむファンへ対応

廃線となる石勝線夕張支線の車両に付けられる記念ヘッドマーク(JR北海道提供)

 JR北海道は13日、廃線が決まり31日が最終運行日となる石勝線夕張支線(新夕張―夕張、16・1キロ)で、名残を惜しむ鉄道ファンが多く訪れることを見越し、16〜31日の運転を通常の5往復から8往復に増やすと明らかにした。

 夕張支線を走る列車は通常1両だが、この期間は2〜3両編成とする。29日からは、地元・夕張市特産のメロンを描いた記念ヘッドマークを車両に付けて運行する。最終列車は31日午後7時28分に夕張駅を発車する予定。

 夕張支線は沿線人口の減少などで利用者が減り、廃線が決定。4月1日から代替バスが運行される。


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