東京五輪柔道、畳は青と赤を採用 今夏の世界選手権でも使用

2020年東京五輪で使用する予定の試合用畳のイメージ

 全日本柔道連盟は12日、開幕まで500日となった来年の東京五輪で使用する予定の試合用の畳を発表した。観客やテレビ視聴者がより見やすい色を検討し、試合場内が従来の黄から青、場外はより鮮やかな赤が採用。国際柔道連盟(IJF)と合意したという。

 新しい畳は五輪会場と同じ日本武道館で行われる世界選手権東京大会(8月25日〜9月1日)でもテストとして使用。初披露は同選手権代表最終選考会を兼ねる全日本選抜体重別選手権(4月6、7日・福岡国際センター)となり、五輪と同じ畳での代表争いはさらに熱を帯びそうだ。

 新色の畳はIJFとスポンサー契約を結ぶ中国企業が製作する。


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