しつけと称し園児たたく、東京 都が認可外保育施設に改善勧告

 東京都は12日、施設長が「しつけ」と称して園児をたたくなど、不適切な保育をしていたとして、葛飾区の認可外保育施設「にじいろ保育園」に同日までに改善勧告を出したと発表した。

 都は今年2月、施設に特別立ち入り調査を実施。施設長が園児のおしりや顔をたたく、食事を無理やり食べさせるなどの行為を繰り返していたことが確認された。

 調査に対し、施設長は「言うことを聞かないから、しつけとしてたたいてしまった」と話し、今後も施設長を続ける意向を示している。

 都は適切な保育をしていないと判断しており、今後、児童福祉審議会の意見を聞いた上で、事業停止などを命じる方針という。


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