競歩の距離変更、国際陸連 22年から男子50キロ実施せず

リオ五輪男子50キロ競歩で銅メダルの荒井広宙選手=2016年8月(共同)

 【ドーハ共同】国際陸連は11日、ドーハで開いた理事会で2022年から競歩の男子50キロを行わないことを決めた。男女とも10キロから35キロの範囲で2種目とする。五輪で50キロが実施されるのは来年の東京五輪が最後となる。

 16年リオデジャネイロ五輪で荒井広宙(埼玉陸協)が銅メダルに輝いた男子50キロは時間がかかることや若者の関心の低さから、一時は東京五輪で除外される懸念もあった。東京五輪では男女の20キロも行われる。


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