三宅裕司、松葉づえ姿で新作PR 「熱海五郎一座」制作発表会見

 「熱海五郎一座」の新作公演「翔べないスペースマンと危険なシナリオ〜ギャグマゲドン mission〜」(東京・新橋演舞場で5月31日〜6月26日)の制作発表会見が東京都内で開かれ、座長の三宅裕司らが登場した。

 1月にスキー中の転倒で、左大腿骨を骨折した三宅は松葉づえ姿。「作業着と帽子、マスク姿で出てこようと思ったが、正直に松葉づえで出てきました」と日産自動車の前会長カルロス・ゴーン被告の変装騒動を持ち出しつつ、「けいこ開始までに全快するよう、リハビリをしています」と語った。

 隕石衝突の危機から日本を救うため、宇宙飛行士たちが奮闘する姿を描いた爆笑喜劇。三宅は「骨折のおかげで時間ができて、台本を直しに直した。笑いの連続で最高傑作」と胸を張った。

 三宅は宇宙に必要な演出として、春風亭昇太と深沢邦之、東貴博にワイヤアクションへの挑戦を指示。昇太は「高いところは苦手。座布団10枚の高さでギリギリなんだから」と嘆いた。

 高島礼子と橋本マナミがゲスト出演する。高島が「『地球ゴージャス』の舞台で、アドリブが苦手でパニクったことがある」と、かつて三宅が率いる劇団のメンバーだった岸谷五朗と寺脇康文が結成したユニット名を口にすると、三宅は「地球ゴージャス? 岸谷、寺脇でしょ。レベルとセンスが全然違う」と、吐き捨てるように語った。

 他に渡辺正行と小倉久寛が出席した。


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