国内最古級、獣脚類恐竜の化石 徳島・勝浦町で発見

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徳島県勝浦町の地層から見つかった獣脚類の左すねの骨の化石=11日午後、徳島市

 徳島県立博物館(徳島市)は11日、同県勝浦町の白亜紀前期(約1億3千万年前)の地層から恐竜「獣脚類」の左すねの骨と歯の化石が見つかったと明らかにした。獣脚類はほとんどが肉食恐竜といい、獣脚類としては国内最古級で、中四国で見つかるのは初めて。

 すねの骨は長さ約19・5センチ、幅約3センチ。先が5センチほど欠けているとみられる。すねの骨は福井県立恐竜博物館でCTスキャンなどを使って鑑定し、獣脚類と特定。同館の東洋一特別館長は「すねの骨の長さから推測すると、体長2メートルくらいの小型の恐竜ではないか」と話している。獣脚類の歯は昨年春に見つかっていた。