新種クジラの化石と判明、北海道 沼田町で発見

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新種と判明した「ヌマタナガスクジラ」の全身骨格のレプリカ=11日、北海道沼田町

 北海道沼田町は11日、1989年に町内の川で見つかった骨の化石を調べたところ、約700万年前に生息し、その後絶滅したクジラの新種と分かったと発表した。ナガスクジラの仲間で、体長は推定10〜15メートルという。中新世(約2300万〜約530万年前)のナガスクジラ科の化石は少ないといい、町は「進化の過程の解明に役立つのではないか」としている。

 89年7月、釣り人の男性が雨竜川の川底に化石があるのを見つけた。クジラの頭骨の化石約10点を収集し町などが研究を進めると、耳骨がとがっているなど他の種類との違いが判明した。今年1月、「ヌマタナガスクジラ」と名付けた。