将棋、藤井七段が棋聖戦敗退 前王将の久保九段に

 将棋の最年少プロ、藤井聡太七段(16)は11日、大阪市の関西将棋会館で指された第90期棋聖戦2次予選6組の決勝で前王将の久保利明九段(43)に敗れ、本戦トーナメント進出を逃した。

 2018年度の通算成績は42勝8敗(8割4分、未放映のテレビ棋戦は除く)となり、中原誠16世名人が持つ47勝8敗(8割5分5厘)の年度最高勝率を更新するのは難しくなった。

 対局を終えた藤井七段は「(勝率については)意識はしていない。目の前の対局に全力を尽くしたい」と話した。

 藤井七段は前期から棋聖戦に参加。第89期は1次予選で敗れ、2次予選に進めなかった。


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