東京五輪、輸送対策の議論正念場 「復興」の理念鮮明に

2020年東京五輪の開幕まで12日で500日。11月末に完成予定の新国立競技場は、難関とされた屋根部分の工事がほぼ終了していた。今後はトラックやフィールド、観客席など内外装の仕上げが行われる=9日(共同通信社ヘリから)

 2020年東京五輪の開幕まで12日で500日。11月完成のメインスタジアム、新国立競技場や臨海部の選手村宿泊棟の工事は最盛期を迎え、8万人の目標に対して20万人超が応募した大会ボランティアは2月から応募者に対する説明会と面談が始まるなど、東京で56年ぶりの祭典を迎える準備は着々と進む。一方、輸送対策の議論が正念場を迎えるなど懸案も浮き彫りになってきた。

 4月以降には一般入場券販売で抽選申し込み受け付けがスタート。6月以降に本番会場で運営のリハーサルを行うテスト大会が本格化する。


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