2019年3月11日 13:02 | 無料公開
JR岡山駅前で特別号外を配布する岩手日報社の川村公司編集局長=11日午前
岩手日報社(盛岡市)は11日、東日本大震災からの復興の現状を伝え、南海トラフなどの巨大地震、頻発する豪雨災害への備えを呼び掛ける特別号外(12ページ)を1万9240部発行し、東京や札幌、広島、岡山など7都市で配布した。
紙面では、インフラ整備の進展や、岩手県釜石市の釜石鵜住居復興スタジアムがラグビー・ワールドカップ(W杯)の試合会場になるといった明るい話題がある一方、依然として2800人余りが仮設住宅暮らしを余儀なくされているといった現状を紹介。県と北海道地震や西日本豪雨の被災地の人々とのつながりも取り上げた。