東北の被災地で強風の恐れ 気象庁、大しけにも警戒

 低気圧が急速に発達する影響で、東日本大震災から8年を迎えた東北の被災地を含む東日本から北日本の太平洋側を中心に非常に強い風が吹き、海も大荒れになるとして、気象庁は11日、暴風や高波に警戒を呼び掛けた。低気圧が進む北海道では12日にかけて暴風雪と高波への注意が必要だ。

 気象庁によると、前線を伴った低気圧が急速に発達しながら関東の沿岸を北東に進み、12日には北海道の釧路沖から千島近海に達する見通し。東日本の太平洋側では海岸や河口付近の低地で高潮や冠水の恐れもある。


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