ゆうばり映画祭、森田監督が栄冠 「されど青春の端くれ」

閉会式で記念写真に納まる映画祭の参加者ら=10日、北海道夕張市((C)ゆうばり国際ファンタスティック映画祭2019)

 北海道夕張市で開かれた「ゆうばり国際ファンタスティック映画祭」は10日、4日間の日程を終え閉幕した。若手監督の発掘を目的とした「オフシアター・コンペティション部門」のグランプリには、鳥取県出身の森田和樹監督(30)=東京都在住=の「されど青春の端くれ」が選ばれた。

 作品は、仲の良い男子高校生3人組の日常をコミカルに描いた。森田監督は「2年前に難病になって入院し、映画作りをやめようと思ったこともあったが、続けていて良かった」とコメントした。

 映画祭は1990年に始まり、今年で29回目。


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