ミヒャエル・ギーレン氏死去 ドイツの指揮者、91歳

 ミヒャエル・ギーレン氏(ドイツ、オーストリアの指揮者)ドイツメディアによると、8日、オーストリア中部モントゼーの自宅で死去、91歳。家族が明らかにした。詳しい死因は不明。

 27年、ドイツ東部ドレスデンでユダヤ系の家庭に生まれた。ナチス・ドイツの迫害を逃れるため、家族とアルゼンチンに移住。50年、ウィーン国立歌劇場で仕事を始めた。77〜87年にドイツ・フランクフルト歌劇場の音楽総監督、86〜99年に南西ドイツ放送交響楽団の首席指揮者を務めた。マーラーを得意とし、NHK交響楽団とも共演した。(ベルリン共同)


  • LINEで送る