平成最後の春場所「土俵祭り」 白鵬関らが安全祈願

春場所初日を前に、土俵祭りに出席した日本相撲協会の八角理事長(中央)ら。後列右は白鵬関、同左は鶴竜関=9日午前、エディオンアリーナ大阪

 大相撲で平成最後の本場所となる春場所の初日を翌日に控えた9日午前、エディオンアリーナ大阪で土俵祭りが行われ、横綱白鵬関や大関昇進が懸かる関脇貴景勝関ら三役以上の力士、日本相撲協会の八角理事長(元横綱北勝海)をはじめ協会幹部らが出席し、15日間の安全を祈願した。

 兵庫県出身で注目の22歳の貴景勝関は「気持ちも高まっている。自分の力を出し切るだけ。その先に平成の締めくくりがある」と強い口調で言い切った。史上最多の41度の優勝を誇る白鵬関は「けがなく。それだけだ。頑張ります」と決意を込めた。

 先場所で初優勝の関脇玉鷲関も神妙な面持ちで土俵祭りの儀式を見守った。


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