鯨類研究所支所、21年度建設へ 和歌山・太地町

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 和歌山県太地町は7日、クジラの生態研究や捕鯨を巡る国際情勢を調査する日本鯨類研究所(東京)の支所を2021年度末までに建設する計画を明らかにし、予定地の地質調査や施設の基本設計に約4500万円を計上する19年度の当初予算案を発表した。

 町や研究所によると、クジラのDNAや胃の内容物を調査していた同研究所の鮎川実験場(宮城県石巻市)が11年に東日本大震災で被災し、閉鎖した。16年、イルカの追い込み漁など古くから捕鯨が盛んな太地町に、実験場の研究を引き継ぐ支所の開設が決まった。

 実験機器を整備するため開所は22年度以降を見込む。