次世代加速器、当面は誘致せず 政府が方針示す

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リニアコライダーの想像図

 宇宙誕生の謎を解き明かす次世代加速器「国際リニアコライダー(ILC)」の日本への誘致をめぐり文部科学省研究振興局は7日、「現時点で誘致の表明には至らない」との見解を示し、当面誘致しない方針を明らかにした。都内で開催された、国内外の素粒子研究者らの会合で説明した。

 ILCは建設に7千億〜8千億円がかかるなど巨額の負担が発生するため、誘致の是非に関する学術界のさらなる議論や、国際的な動きを引き続き注視することが必要と判断した。

 国際的な物理学者のチームが13年、建設候補地として宮城・岩手両県の北上山地を選定。7日までに意思表明するよう日本政府に求めていた。